豆腐で元気レポート
Health Report
豆腐に関するアンケート
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豆腐に関するアンケート
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豆腐の食用頻度
【食用頻度】
全体では「1週間に1~2日(37.6%)」が第1位、以下「1週間に3~4日(26.5%)」、「1週間に5~6日(11.2%)」と続く。
昨年との比較では、「毎日」(6.6→8.4%)、「1週間に5~6日」(10.2→11.2%)と若干の増加傾向が認められる。
【外食頻度】
全体では「1ヶ月に1日以下(48.2%)」が第1位、以下「全く食べない(25.1%)」、「1ヶ月に2~3日(18.6%)」と続く。昨年との比較では「全く食べない」(30.7→25.1%)と外食でも増加傾向が認められる。
年令別では50代の消費量が多い。また、北海道・東北・北陸の各地域では他地域に比べ外食より家庭内での消費が多い。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐の食用頻度の増減
「増えている」と回答した合計は前年度24.2%から26.8%へ増加している。
男女別では女性の増加率が男性のそれを上回っている。また北陸地方での増加率が他の地域より高い。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐食用頻度増加の理由(MA)
昨年と同様、栄養が豊富、健康効果を理由によく食べるようになったとする人が増加している。
<年令別>
50代では健康効果、40代では栄養をあげる人が多い。
<地域別>東北・北陸では価格の安さをあげる人が多い。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐のタイプ別食用頻度と消費量
昨年同様、タイプ別では食用頻度・消費量とも1位きぬごし、2位もめん、3位充填の順である。
北海道・東北及び中四国・九州では他地域に比べ「もめん豆腐」の頻度・量とも高くなっていおり、「もめん豆腐」が第一位である。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐の食べ方
最も豆腐の食べ方として多いのは1位煮る(MA92.1/SA57.7%)、2位生でそのまま(38.5/33.7%)、3位炒める(59.0/5.3%)と順となっている。
<年令別>
年令が下がるほど「焼く」の比率が高くなっている。(MA)
<性別>
女性の方が「焼く」の比率が高くなっている。(MA)
<地域別>
東北・北陸では「揚げる」、中部では「焼く」「炒める」の比率が高い(MA)
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐の購入頻度
全体では「大手スーパー(4.2回/月)」、「食品専門スーパー(4.2 )」が多く、以下「生協(1.3)」、「お豆腐屋さん(0.8)」の順となっている。
<年令別>
50代以上では「食品専門スーパー」の頻度が減り、「大手スーパー」の頻度が高くなる。
<エリア別>
北陸では、「大手スーパー」の頻度が減り、「食品専門スーパー」の頻度が高い。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐の1回の購入量
全体では「1丁(57.0%)」が第1位、以下「2丁(33.4%)」、「3丁(4.3%)」と続く。昨年に比べ「2丁」購入する人の割合が若干増えており、1回の購入量も増加傾向にあると思われる。
<年令別>
29才以下では他の年代より「1丁」で買う比率が高い。
<エリア別>
東北・北陸では他の地域に比べ「2丁」「3丁」買う比率が高く、逆に近畿では「1丁」の比率が高い。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐購入時の重視点
豆腐購入時の2大ポイントは昨年同様(1)賞味期限(MA86.1/SA42.8%)、(2)価格(76.5/26.6%)となる。
<年令別>
30代以下では「価格」、50才以上では「原料大豆の産地」が他より高くなっている。
<性別>
女性の方が男性より全ての面で各属性を重視し特に「内容量(大きさ)」が男性に比べ重視される。
<地域別>
中四国は「賞味期限」、東北では「内容量/メーカー」近畿は「内容量」北陸は「メーカー」が重視される。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
原料大豆の重視点
全体では「遺伝子組換え大豆を使用していない(49.7%)」が第1位、以下「国産大豆で作られている(43.1%)」、「原料の大豆は特に重視していない(28.0%)」と続く。昨年度と比べ、上位2つは変化ないが、「有機大豆で作られている」と「原料の大豆は特に重視していない」の順位が逆転している。
<年令別>
29才以下では「有機大豆で作られている・国産大豆で作られている」の値が低く「原料の大豆は特に重視していない」が高くなり、
逆に50代以上では「有機大豆で作られている・国産大豆で作られている」の値が高くなる。
<エリア別>
北海道・東北・中四国・九州では「有機大豆で作られている」の値が低い。また北陸では「原料の大豆は特に重視していない」が高くなる。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
原料と購入意向
価格が高くても買うとする原料大豆は1位国産大豆17.7%、2位有機大豆14.6%である。その他については価格が高い場合、購入意向はほとんどない。
全体にみて有機大豆、国産大豆の購入意向が高い。
色豆(青/黒)の購入意向は比較的低い。
遺伝子組み換え大豆についてあまり買いたくない、絶対買わないの合計が全体の82.4%を占める。
【1】 有機大豆で作られている
【2】 国産大豆で作られてる
【3】 輸入大豆で作られている
【4】 色豆で作られている
【5】 遺伝子組み換え大豆で作られている
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐の価格帯
「安すぎて品質に不安がある」価格は「50円以下(35.2%)」が第1位、以下「30円以下(24.0%)」、「いくら安くてもよい(13.7%)」と続く。
「高すぎて買いたくない」は「200円以上(29.7%)」が第1位、以下「150円以上(22.2%)」、「300円以上(21.9%)」と続く。
この結果より豆腐の受容価格帯は概ね50円~200円であると思われる。
<年令別>
50代以上では「安すぎて品質に不安がある」価格を「80円以下」とする割合が高い。
<エリア別>
東北・北陸では「安すぎて品質に不安がある」価格を「10円以下」「いくら安くてもよい」とする比率が高く、他地域より安価な商品を求める傾向が強い。
●全体より10%以上大 ○全体より5%以上大 △全体より5%以上小 ▲全体より10%以上小
豆腐は低インシュリン・アミノ酸ダイエットに最適!
豆腐は低エネルギー・食品です。
たんぱく質のほかダイエットに必要なビタミン・ミネラルが豊富です。
たくさん食べてもヤセたいとは多くの女性が望むことです。一般にはダイエットは食べる量を減らすか、運動などでエネルギーを消費しないといけない、とされています。しかし、無理に食べる量を減らさなくても、食事の内容を変えるだけでダイエットすることができます。それが現在多くの女性たちの注目を集めている「低インシュリンダイエット」と「アミノ酸ダイエット」です。この両方のダイエットで推薦されている食材が大豆から作られている豆腐です。
豆腐は脂質と糖質が少なく、エネルギー量が低く(1食分・半丁150gあたり 木綿豆腐108kcal、絹ごし豆腐84kcal)、しかもたくさん食べることができることから、空腹感を感じずにダイエットするのに役立つ食材として知られています。たくさん食べられるということは、ほかの高エネルギーの食材である肉などを、あまり食べなくても大丈夫ということです。
脂肪細胞の中に脂肪をたくわえていくときには、膵臓から分泌されるホルモンのインスリン(インシュリンともいう)が必要となります。インスリンは糖質の分解質であるブドウ糖の量に応じて分泌されます。食品の中に含まれるブドウ糖が少なければ、肉類や魚介類などのようにエネルギー量が高い食品であってもインスリンの分泌量が少ないので、糖の脂肪細胞への蓄積、及びその後の脂肪合成が抑制されます。この体の仕組みを応用したのが「低インシュリンダイエット」です。
たんぱく質はアミノ酸によって構成されていますが、体に欠かせないアミノ酸の種類と量が必要量に達している食品なら、肝臓で必要なたんぱく質が合成されやすく、筋肉を増やすことができるようになります。筋肉はエネルギー消費が高いので、筋肉が増えるほどヤセやすい体質となっていきます。
アミノ酸は脂肪の燃焼を急速に進める働きもあります。体脂肪は脂肪分解酵素のリパーゼによって分解され、それが筋肉細胞に運ばれて燃焼します。一般にはリパーゼが働き始めるまでには運動を始めてから15分以上かかります。それまでは主に糖質をエネルギーとしています。そのために体脂肪を燃やして減らすには20分以上、できれば30分以上の運動が必要だとされています。
しかし、体内にアミノ酸が豊富にあると運動を始めて、すぐに脂肪の燃焼が始まります。たんぱく質が胃で消化されてアミノ酸になるまでには、肉類や魚介類などの場合には30分以上はかかります。完全にたんぱく質が消化されるまでには4時間はかかります。ところが、豆腐は消化されやすく、アミノ酸に分解されて、短時間のうちに働き始めるので、運動をしたときに脂肪の燃焼が効果的に行われるだけでなく、普通に生活をしていても脂肪が燃焼しやすくなります。
このように体の仕組みを応用したのが「アミノ酸ダイエット」です。
ダイエット効果・成分別分析
・たんぱく質
筋肉を増やし、主成分アミノ酸が脂肪の燃焼を促進します
たんぱく質は、筋肉を増やし、強くするための重要な栄養素となっています。人間の体のたんぱく質はアミノ酸によって構成され、すべてのアミノ酸がそろっていると、筋肉が増えやすくなります。また、酵素やホルモンなど体を正常に働かせるために必要な成分もたんぱく質から作られていますが、こういったたんぱく質が多く作られると全身の新陳代謝が高まり、脂肪の燃焼も盛んになって、ダイエット効果があらわれやすくなります。
豆腐の材料である大豆は、20種類のアミノ酸がそろっている食品の一つで、豆腐もアミノ酸バランスがよくなっています。
血液中の糖質(炭水化物)や脂質を燃焼させるのは筋肉で、基礎代謝(生きていくのに最低限必要で、体を動かさなくても消費されるエネルギー量)のうち35~38%は筋肉が消費しています。つまり、筋肉が増えれば普通に生活しているときも寝ているときでさえエネルギーの消費量が高まり、血液中の脂肪が多く使われるようになります。その結果、血液中の脂肪が不足した分を補うために体脂肪が分解されるようになり、分解された脂肪酸が消費されやすくなります
アミノ酸は脂肪分解酵素リパーゼの働きを盛んにして脂肪の燃焼を促進しますが、そのためにはたんぱく質がすばやく消化、吸収されることが大切です。豆腐は水分が多く大豆のたんぱく質が消化、吸収されやすい形になっていることから、アミノ酸の吸収率が高く、脂肪の燃焼を効率よく進めてくれます。
・ビタミンB1
糖質のエネルギー化を進め体脂肪の減少にも役立ちます
ビタミンB1は糖質の代謝(エネルギー化)に欠かせない栄養素です。食事で摂った糖質はエネルギーとして使われるとともに、その一部は肝臓と筋肉の中にグリコーゲンとしてたくわえられます。グリコーゲンとしてたくわえられる量には限度があり、これで余った糖質は肝臓で中性脂肪に合成されます。血液中の中性脂肪の値が高い人は、脂肪の摂りすぎというよりも、糖質の摂りすぎか、ビタミンB1が不足している場合が多くなっています。この中性脂肪が脂肪細胞にたくわえられて、体脂肪となります。体脂肪を減らすには中性脂肪を増やさないように、糖質を効率よく燃やすことです。ビタミンB1は体にためておくことができず、1日ほどで失われるので、毎日摂り入れることが必要となります。
・ビタミンB2
脂肪のエネルギー消費させて体脂肪の消費を進めます
ビタミンB2は脂質の代謝に欠かせない栄養素です。食事で摂った脂質はリパーゼという脂肪分解酵素によって分解されてエネルギー化しますが、そのときにビタミンB2が必要になります。運動をしても脂肪が燃えにくいという人はビタミンB2が不足していることが考えられます。脂質はエネルギー量が高く、1gあたり約9kcalあります。糖質、たんぱく質は約4kcalで、脂質は2倍以上のエネルギー量があるので、体脂肪を減らすためには脂質の代謝が大切になります。食事で摂った脂肪が体脂肪として蓄積されるときには脂肪の形が少し変わるためにエネルギーが使われます。そのエネルギーロスは摂ったエネルギー量の2~3%となっています。それに対して、糖質が中性脂肪に変わってから体脂肪として蓄積されるときには、糖質から脂質へと大きく変化するためにエネルギーロスは20~23%にも及びます。それだけ脂肪はロス率が少なく蓄積されるので、ダイエットのためには脂肪を代謝するビタミンB2は豊富に摂ることが求められます。ビタミンB2は体にためておくことができず、1日ほどで失われるので、毎日摂り入れることが必要となります。
・亜鉛/マグネシウム
新陳代謝の促進、筋肉増強などによって脂肪の燃焼を促進します
ミネラルのマグネシウムと亜鉛は、細胞の新陳代謝を促進する酵素を助ける補酵素の役目をしています。マグネシウムは約300種類、亜鉛は約200種類の補酵素となっていて、筋肉細胞や脂肪細胞の新陳代謝を促進することで、体脂肪の燃焼を進めていくことができます。また、肝臓でアミノ酸からたんぱく質を合成するときにもマグネシウムと亜鉛は重要な役割をすることから、筋肉を増やしたり、酵素やホルモンを増やして筋肉で脂肪を燃えやすくするためにも必要なミネラルです。
・サポニン
ブドウ糖の中性脂肪への合成を抑え脂肪細胞への蓄積を抑えます
豆腐の材料である大豆には、配糖体の一種であるサポニンが豊富に含まれています。サポニンは小腸から吸収されたブドウ糖が中性脂肪に合成されるのを抑えるとともに、中性脂肪が脂肪細胞に蓄積されるのを抑える作用もあります。また、サポニンを長期間摂っていると小腸の表面の組織が変化してきて脂質の代謝が促進され、ダイエット効果が高まることが知られています。
ダイエット栄養素
豆腐に含まれる低インシュリン・アミノ酸ダイエットに有効な栄養素
・栄養素ベスト5
さらにダイエット効果が高まるほ他の食材との食べ合わせ
・納豆
たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラル、サポニン、食物繊維
・大根おろし
ビタミンC、アミラーゼ、食物繊維
・キムチ
カプサイシン、ビタミンC、乳酸菌、食物繊維
・わかめ
ビタミンA、ビタミンB2、アルギン酸、カリウム、食物繊維
・レタス
ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維
・きなこ
イソフラボン
*このほかにも豆腐の美容・ダイエットに関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて体脂肪改善
豆腐は低エネルギーで脂肪の燃焼を促進して、
体脂肪を減らすのに役立つ成分が含まれた食品です。
体脂肪は、体の脂肪細胞の中にたまっている脂肪のことです。体脂肪は内臓脂肪と皮下脂肪に大別されます。内臓脂肪は内臓のまわりについた脂肪のことで、腸のまわりに多く蓄積します。皮下脂肪は皮膚の奥側につく脂肪のことです。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、多く蓄積すると健康面での影響が大きいとされています。内臓脂肪は分解されやすく、内臓脂肪が多くついている人は、普通に体を動かしているだけでも血液中に分解された脂肪酸が多量に放出されます。血液中の脂肪酸が多くなると、動脈硬化の危険性も高まっていきます。また、血液中で多くなった脂肪酸は肝臓に運ばれ、肝臓で分解されたり、肝臓でコレステロールなどに合成されますが、その量が多くなると肝臓の負担が高まり、また、肝臓を傷める原因ともなっていきます。
それに対して皮下脂肪は分解されにくいことから、健康面ではあまり影響がありません。しかし、美容面で気にしている人も多くいます。皮下脂肪は内臓脂肪が減らないと、なかなか減ってくれません。体脂肪を預金にたとえると、内臓脂肪は普通預金、皮下脂肪は定期預金にあたります。普通預金が多くあるのに定期預金を下ろす人があまりいないように、内臓脂肪が減っていかないと皮下脂肪は減らないというわけです。
内臓脂肪は食事で摂るエネルギー量が少ないか、運動などによって脂肪の燃焼が多ければ、比較的減らしやすい脂肪です。
低エネルギーで、たくさん食べられることから他の高エネルギー食品の食べすぎを防ぐことができるとともに、
たんぱく質が豊富で筋肉を増やして消費エネルギーを増やすといった作用があることから、
体脂肪を減らすのに役立つ食品といえます。
体脂肪改善・成分別分析
・ビタミンE
血液中の活性酸素を消去してコレステロール、中性脂肪の酸化を防止します
複数のビタミンには活性酸素を消去する抗酸化作用がありますが、その中でもすぐれた抗酸化作用を発揮するのがビタミンEです。体脂肪が多い人は、血液中の脂肪が酸化しやすく、これがコレステロールや中性脂肪を酸化させることから動脈硬化が起こりやすくなります。また、脂肪の酸化は体内での過酸化脂質を増やし、細胞がガン化しやすくなることも知られています。体脂肪が分解されると一時的に多量の脂肪酸が血液中に放出されて、酸化しやすい脂肪酸が多くなることから、体脂肪が多い人は抗酸化作用のあるビタミンEの必要性が高まります。
・マグネシウム/亜鉛
体脂肪の燃焼を促進するとともに活性酸素の消去を進めます
ミネラルのマグネシウムと亜鉛は、細胞の新陳代謝を促進する酵素を助ける補酵素の役目をしています。マグネシウムは約300種類、亜鉛は約200種類の補酵素となっていて、筋肉細胞や脂肪細胞の新陳代謝を促進することで、体脂肪の燃焼を進めていくことができます。体内には活性酸素を消去する酵素がありますが、その働きを高めるためには複数のミネラルが必要となります。中でも重要な働きをするのがマグネシウムと亜鉛です。
・サポニン
ブドウ糖の中性脂肪への合成を抑え脂肪細胞への蓄積を抑えます
豆腐の材料である大豆には、配糖体の一種であるサポニンが豊富に含まれています。サポニンは小腸から吸収されたブドウ糖が中性脂肪に合成されるのを抑え、中性脂肪が脂肪細胞に蓄積されることも抑えます。また、サポニンは抗酸化作用が強く、他の栄養素と共同して活性酸素を消去して、動脈硬化などを予防します。
・イソフラボン
女性ホルモンに似た作用があり活性酸素を消去します
大豆の成分のイソフラボンは色素成分のフラボノイドで、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と似た構造をしています。その働きもエストロゲンに似ているホルモン様作用があることが知られていますが、ほかに活性酸素を消去する抗酸化作用が認められています。エストロゲンにも抗酸化作用はありますが、20歳前後をピークに加齢とともに徐々に分泌量が低下していきます。そして40歳代ころから急速に低下して閉経期には激減します。イソフラボンが含まれた豆腐を食べることで、エストロゲンの減少を補うことができます。
・たんぱく質
筋肉の量を増やすアミノ酸が豊富で体脂肪を減らしていきます
たんぱく質は全身の細胞の原料であり、筋肉を増やし、強くするためにも欠かせない栄養素です。たんぱく質はアミノ酸によって構成されています。アミノ酸は20種類ありますが、すべてのアミノ酸がそろっているたんぱく質は筋肉を増やしやすくなっています。豆腐の材料である大豆は、20種類のアミノ酸がそろった食品の一つです。血液中の糖質(炭水化物)や脂質を燃焼させるのは筋肉で、基礎代謝(生きていくのに最低限必要で、体を動かさなくても消費されるエネルギー量)のうち35~38%は筋肉が消費しています。つまり、筋肉が増えればエネルギーの消費量が高まり、血液中の脂肪が多く使われるようになることから、体脂肪が分解されやすく、分解された脂肪酸が消費されやすくなります。
豆腐は大豆のたんぱく質が消化、吸収されやすい形になっていることから、すぐれたたんぱく質の補給源となっています。
・ビタミンB1
糖質の燃焼を促進させて脂肪細胞への蓄積を抑えます
ビタミンB1は糖質の代謝(エネルギー化)に欠かせない栄養素です。食事で摂った糖質はエネルギーとして使われるとともに、その一部は肝臓と筋肉の中にグリコーゲンとしてたくわえられます。グリコーゲンとしてたくわえられる量には限度があり、これで余った糖質は肝臓で中性脂肪に合成されます。この中性脂肪が脂肪細胞にたくわえられて、体脂肪となります。糖質の代謝促進は体脂肪の蓄積を減らすことになるのです。ビタミンB1は体にためておくことができず、1日ほどで失われるので、毎日摂り入れることが必要となります。
・ビタミンB2
脂肪のエネルギー化を促進して体脂肪の減少を進めます
ビタミンB2は脂質の代謝に欠かせない栄養素です。食事で摂った脂質はリパーゼという脂肪分解酵素によって分解されてエネルギー化しますが、そのときにビタミンB2が必要になります。脂質はエネルギー量が高く、1gあたり約9kcalもあります。糖質、たんぱく質は約4kcalで、脂質は2倍以上のエネルギー量があるので、体脂肪を減らすためには脂質の代謝が大切になります。ビタミンB2は体にためておくことができず、1日ほどで失われるので、毎日摂り入れることが必要となります。
有効な栄養素
豆腐に含まれる体脂肪改善に有効な栄養素
・栄養素ベスト7
さらに体脂肪改善に役立つ他の食材との食べ合わせ
・もやし
ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンB2、カリウム
・ホタテ
たんぱく質、ビタミンB2、カリウム、タウリン
・しめじ
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、カリウム
・わかめ
ビタミンA、ビタミンB2、アルギン酸、カリウム、食物繊維
*このほかにも豆腐の美容・ダイエットに関する資料・データを準備しております
豆腐を食べてガン予防・抑制!
豆腐はガンの発生を抑える成分が含まれるほか、
ガンの引き金になる活性酸素を消去する作用もある食品です。
がんによる死亡者数は年々増加する一方で、1981年から死因の第1位となっています。厚生労働省の調べでは年間約29万人ががんで亡くなり、その割合は全死亡者数の約30%にものぼっています。部位別に死因を見ると、男性は肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がんの順に多くなっています。女性は胃がん、大腸がん、肝臓がん、肺がんとなっています。
日本人と欧米人とを比べると、日本人は胃がんが多く、大腸ガンが少ない国民でした。それに対して欧米人は大腸ガンが多く、胃がんが少なくなっていますが、近年では日本人にも大腸ガンが増えてきました。これは食生活の洋風化によって、肉食が多くなり、食物繊維が減るなど、食べ物に関係していることが指摘されています。
生活習慣病の一つであるがんは、食生活のほかに発がん物質による刺激、遺伝、環境、喫煙、飲酒、生活リズム、ストレスなどがあげられています。
大腸ガンは発がん物質や大腸内の悪玉菌によって発生した毒素で大腸粘膜が強く刺激されることで発症しやすくなっています。また、大腸粘膜は水分を吸収して適度な硬さと量の便を作っていますが、水分を吸収するときに発がん物質も毒素も吸収されることから、大腸がん以外の多くのがんを引き起こす原因ともなっています。
悪玉菌は動物性たんぱく質と脂肪をエサとして増えるために、肉食の多い食生活は、体内の毒素を増やし、がんの危険性を高めていくことにもなります。それだけに食生活の見直しが、がんの予防には必要となります。
疫学調査(多人数を対象とした長期間の統計的追跡調査)によると、大豆を多く食べている地域ほど、がんの発生率が低いことが明らかになっています。
それは大豆を多く食べることで肉食が減少することとともに、大豆に含まれるイソフラボン、サポニン、セレンなどの成分が効果を高めていることが注目されています。
体脂肪が多い人は、体内で活性酸素が発生しやすく、これが引きがねとなって、がんも発生しやすくなっています。豆腐は低エネルギーで太りにくく、活性酸素を消去する作用もあることから、がん予防に役立つ食品の一つとされています。
体脂肪改善・成分別分析
・たんぱく質
筋肉を増やし、主成分アミノ酸が脂肪の燃焼を促進します
全身の細胞の材料となるたんぱく質は、免疫物質の材料でもあり、免疫力の向上によってがんの予防につながります。食べ物から摂ったたんぱく質は胃でアミノ酸に分解され、小腸から吸収されて、血管を通って肝臓に運ばれます。肝臓ではアミノ酸を材料にして体に必要な数々のたんぱく質が組み立てられています。免疫物質と呼ばれる病原菌などと戦う物質も、たんぱく質でできています。
豆腐の材料である大豆はアミノ酸のバランスがよく、免疫物質の材料であるたんぱく質も効率よく作られます。豆腐のたんぱく質は、植物性であることから大腸内の悪玉菌がエサとすることも少なく、がんの要因となる毒素を作り出す悪玉菌を増やすこともありません。
発がん物質は、傷ついた細胞に入り込みやすく、これが細胞のがん化を進めていくことになります。傷ついた細胞を修復することは、がん化の危険性を減らすことになりますが、豆腐に多く含まれるたんぱく質はアミノ酸バランスがよく、消化・吸収がよいことから、細胞の修復を進めやすいといえます。
・イソフラボン
活性性酸素を消去するとともにがん細胞の栄養補給を遮断します
大豆に多く含まれているフラボノイドの一種である植物性エストロゲンで、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と似た構造をしています。
フィンランド人と日本人のイソフラボンの血液中の濃度と発がんの関係を調べた研究では、フィンランド人に比べて40倍もイソフラボン濃度が高い日本人は、乳がん、卵巣がん、前立腺がんの死亡率がフィンランド人の半分と少ないことが確認されています。この結果から、日本人は大豆製品を多く食べていることと関係していると結論づけられています。
人間の体にはエストロゲンに反応する受容体があり、そこにエストロゲンが分泌されると結合して、ホルモン効果が発揮されます。ただ、エストロゲンが過剰分泌されると細胞ががん化しやすくなると考えられています。乳がんはエストロゲンの過剰分泌で引き起こされるといわれています。
そこにエストロゲンに似た構造をしているイソフラボンがあると、エストロゲン受容体と結合して、本来のエストロゲンが結合できなくなり、がんの発生を抑えるように作用すると考えられています。イソフラボンには活性酸素を消去する作用が認められています。活性酸素は電子のバランスが崩れた酸素のことで、活性酸素が体内で多く発生すると細胞の電子を奪って、細胞を傷つけていきます。傷つけられた細胞に発がん物質が入り込むと、がん化が進みます。活性酸素を消去するイソフラボンは発がんを予防する効果があるわけです。
がん細胞は、新生血管という新しい血管を作り出して、その血管から栄養成分を吸収して増殖していきますが、イソフラボンは新生血管が作られるのを抑えて、栄養補給を遮断することでがん細胞を縮小させていくことが確認されています。
・ビタミンE
血管の弾力を保ち、血流を促進によって免疫細胞の働きを活発にします
活性酸素を消去する抗酸化作用があり、細胞膜の酸化を防ぐことから、がん化を予防することができます。ビタミンEには血管の弾力性を保ち、血液中の余分な脂肪を除去して毛細血管の血流をよくする作用がありますが、血流がよいほど免疫細胞の流れがよくなり、いち早く発がん物質、がん細胞を除去していくことができるようになります。
・セレン
強力な抗酸化作用によって細胞膜が過酸化脂質になるのを抑えます
ミネラルのセレンは、ビタミンEの40倍もの抗酸化作用があり、細胞膜が酸化して過酸化脂質になるのを強力に抑えます。セレンはビタミンEと一緒に働くと、より効果を発揮することが確認されています。がん患者は体内のセレンが少なく、このことはがん細胞と戦うことでセレンが消費されていることを示しています。
・サポニン
過酸化脂質、活性酸素を抑制し免疫細胞を活性化します
配糖体の一種で、過酸化脂質と活性酸素を抑える作用が認められています。過酸化脂質は植物油や魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸が酸化することで発生しますが、血液中の過酸化脂質が増えると細胞膜を酸化させて、がん化を促進していきます。また、活性酸素酸素も細胞を傷つけてがん化を促していきます。サポニンの過酸化脂質と活性酸素を抑える作用が、がんを予防するということです。
サポニンは免疫細胞である白血球とリンパ球の活動を高めて、免疫力を高めていくことが知られています。白血球もリンパ球も、がん細胞を攻撃する作用が強いため、サポニンを摂ることで、がんの予防につながっていきます。
有効な栄養素
豆腐に含まれるガン予防・抑制に有効な栄養素
・ガン予防・抑制ベスト5
さらに抗がん作用・予防・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・キャベツ
ビタミンC、ビタミンU、カリウム、食物繊維
・かぼちゃ
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、亜鉛、食物繊維、ヨウ素
・あおのり
ビタミンA、ビタミンB2、亜鉛、食物繊維、ヨウ素
・セロリ
ビタミンC、カリウム、食物繊維、テルペン
・レタス
ビタミンA、ビタミンC、テルペン、食物繊維
*このほかにも豆腐のガン予防に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて更年期障害を予防・抑制
豆腐は女性ホルモンの不足を補うほか、
更年期障害を予防するのに役立つ栄養素が含まれた食品です。
女性らしい体を作り、若さを保つ女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)は卵巣の中の卵胞から分泌されていますが、20歳前後をピークに、加齢とともに徐々に分泌量が低下していきます。そして、40歳代後半ころから急速に低下して、更年期を迎えることになります。
更年期障害と呼ばれる、さまざまな症状は、エストロゲンの分泌が低下しただけで起こるものではありません。エストロゲンの分泌量が大きく低下すると、脳の視床下部からは卵胞に分泌を促す卵胞刺激ホルモンが多量に分泌されます。しかし、このホルモンの刺激を受けても卵胞からはエストロゲンが充分には分泌されないため、卵胞刺激ホルモンは分泌され続けます。エストロゲンの低下と卵胞刺激ホルモンの作用が重なって、めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、頭痛、肩こり、イライラ感などといった更年期障害が現れるようになります。
このように更年期のホルモンの変化は誰にもあるものですが、更年期障害の程度は個人差が大きく、ほとんど感じない人から重い症状に悩まされる人まで千差万別です。このような差はストレスと関係していると説明されています。ストレスは自律神経の調整を狂わせ、ホルモン分泌や体温調整、血圧調整などに乱れを生じさせます。ストレスが大きいほど女性ホルモンの分泌が低下しやすく、更年期障害が強く出るということです。
こういったことから更年期障害を予防し、症状を軽くするためには、ホルモン分泌を整えるとともに、ストレスの解消につながる栄養成分を摂ることが大切になります。それに役立つ成分が豆腐には含まれています。
更年期障害予防効果・成分別分析
・イソフラボン
女性ホルモンに似た作用で不足したホルモンの働きを補います
豆腐の材料である大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと似た構造をしていることから、エストロゲンと似た働きをする女性ホルモン様作用があります。イソフラボンは大豆の色素であるフラボノイドの一種で、体内で女性ホルモンが不足しているときには特に女性ホルモン様の作用を強く発揮するようになります。
・たんぱく質
肝臓を活発化し性ホルモンの合成を促します
食品に含まれるたんぱく質を摂ると胃で消化されてアミノ酸に分解され、小腸から吸収されて血液中に入ります。そして、肝臓で体に必要なたんぱく質に組み立てられていきます。ホルモンは、たんぱく質でできているため、アミノ酸バランスのよい豆腐のたんぱく質はホルモンを増やすのに役立ちます。エストロゲンをはじめとした性ホルモンは肝臓でも合成されます。性ホルモンの原料の合成を促すためには肝臓の働きを高めることが大切です。肝臓そのものの材料であり、肝機能を高めるのに欠かせないたんぱく質の補給は、性ホルモンの増加につながります。
・ビタミンE
ホルモン分泌を促進して更年期障害の症状を軽減します
ビタミンEの化学名はトコフェロールといって、生命の源を意味します。ビタミンEは男性ホルモン、女性ホルモンの分泌を促進する作用があり、たとえば女性ホルモンの分泌が低下しているときには特に分泌を盛んにしてくれます。また、ビタミンEは過酸化脂質を分解して血行をよくする作用があり、更年期障害の症状として見られる頭痛、肩こり、冷えなどの改善にも効果があります。
・カルシウム
ホルモンの分泌を促進更年期のイライラを改善します
ホルモンの分泌に関わるミネラルで、カルシウムが不足するとホルモン分泌が低下しやすいことが知られています。また、カルシウムは、神経伝達物質の流れを補助する働きをしているので、更年期のイライラ感などの改善にも必要です。カルシウムは厚生労働省の『国民栄養調査』で必要量に対して10%ほども不足しています。肉類や加工食品、清涼飲料水にはリンが多く含まれていますが、リンが血液中に多くなるとカルシウムの排泄量が増えます。豆腐は大豆製品の中ではカルシウムが豊富なので、豆腐を摂ることはカルシウム不足解消の手助けになります。
・マグネシウム
神経の興奮を鎮めてストレスを解消します
神経の興奮を鎮める作用がありますが、ストレスがかかるとマグネシウムの消費量が高まります。マグネシウムの摂取はストレスの解消に役立ちますが、肉や加工食品、清涼飲料水に多いリンはマグネシウムの吸収をさまたげるので、これらの食品を食べるときにはマグネシウムの補給が欠かせません。
・サポニン
肝機能を向上させてエストロゲンの分泌を高めます
過酸化脂質ができるのを抑え、肝機能を高める作用があります。肝臓はコレステロールを製造する働きがあり、肝機能の向上は性ホルモンの材料であるコレステロールを増やして、エストロゲンの分泌を高めるようになります。
有効な栄養素
豆腐に含まれる更年期障害予防・抑制に有効な栄養素
・ガン予防・抑制ベスト6
さらに更年期障害予防・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・かつお
ビタミンE、ビタミンD、セレン
・ねぎ
ビタミンC、カルシウム、硫化アリル
・ほたて
たんぱく質、亜鉛、タウリン
・かき
ビタミンE、カルシウム、亜鉛、タウリン
・しそ
ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄
*このほかにも豆腐の更年期障害予防・抑制に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて骨粗しょう症を予防・抑制
豆腐は骨の材料のたんぱく質やミネラルが含まれているほか、
骨を丈夫にする働きがある栄養素が含まれている食品です。
高齢化が進むにつれて急速に増えている病気の一つに骨粗しょう症があります。骨粗しょう症は骨の密度が低くなり、骨がもろくなる病気で、閉経期以降の女性に多くなっています。これは女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が低下することで、骨にカルシウムを定着させる力が低下し、逆にカルシウムが溶け出るようになるからです。男性も加齢につれてカルシウムの定着率は低下していきますが、閉経後の女性のように急激に骨がもろくなることはありません。骨粗しょう症になっても、それで骨折するわけではありません。転倒などによって骨に強いショックがかかると、弱った骨が耐え切れずに折れてしまいます。そして、骨折が原因となって寝たきりになることも少なくありません。
骨を構成するカルシウムは食事では不足しがちで、厚生労働省の『国民栄養調査』によると1日の必要量に対して10%ほど不足しています。カルシウムは肉類にも多く含まれているものの、肉類にはリンが多く、血液中でリンが多くなるとカルシウムを骨から溶け出させてバランスを取るようになっています。リンは肉類のほか加工食品や清涼飲料水などにも多く含まれていて、日本人はカルシウム不足にリンの過剰が重なって、慢性的にカルシウムが足りない状態になっています。同じカルシウムを摂るにも、リンが少なく、消化されやすく吸収されやすい豆腐はカルシウムを定着させやすい食品といえます。
大豆製品はカルシウム補給に優れているだけでなく、骨そのものを強くする働きがあります。厚生労働省の調査によると、中高年女性が骨折する割合は、東日本で低く、西日本で高い傾向があります。これは大豆製品の納豆の消費量とほぼ比例することから、納豆の成分が影響していることが証明されています。骨折する割合は西日本では高い傾向があるものの、一つだけ例外があります。それは沖縄県で、骨折の割合が低く、骨粗しょう症の割合も低くなっています。沖縄県では納豆ではなく、豆腐の消費が非常に高く、豆腐もまた骨を丈夫にして骨粗しょう症を予防することが裏づけられる結果となっています。
カルシウムは、たんぱく質を構成するアミノ酸のバランスが取れた食品と一緒に摂ると吸収率が高まることが知られています。豆腐はカルシウムが多いうえに、アミノ酸のバランスがよいたんぱく質となっています。このことがカルシウムの吸収率を高め、骨粗しょう症の予防に役立つ結果となっています。
骨粗しょう症予防効果・成分別分析
・カルシウム
骨を構成する主成分たんぱく質と一緒に摂ると吸収率が高まります
骨は固定されたものではなく、常に壊され、新しく作り直されています。骨を壊す役目をするのは破骨細胞で、この働きは成人以降はほぼ一定のスピードとなっています。それに対して骨を作る役目をするのは骨芽(増骨)細胞で、こちらが骨を作るスピードは成長期以降は徐々に減る傾向になります。破骨細胞の働きよりも、骨芽細胞の働きのほうが遅くなったときには、骨の主成分であるカルシウムは減る一方になり、骨粗しょう症に向かっていくことになります。カルシウムは、たんぱく質と一緒に摂ると吸収率が高まります。豆腐には、たんぱく質が豊富で、カルシウムの量が多いことから、カルシウムを体内に摂るには適した食品だといえます。骨芽細胞の働きは、体を動かして骨に適度なショックが加わることで高まっていきます。逆に運動不足や寝たきり状態で骨が受けるショックが少ないと、骨は弱くなる一方となります。骨粗しょう症の予防には、カルシウムの補給はもちろんのこと、運動も必要だということです。
・たんぱく質
骨を作る重要な土台・カルシウムと同時に摂ると骨を強化します
骨の25%ほどはたんぱく質で、たんぱく質が網目状になっている間にカルシウムなどのミネラルが埋められていって骨が形成されています。骨を丈夫にするにはカルシウムの補給は欠かせませんが、同時にたんぱく質も必要です。豆腐の材料である大豆は、たんぱく質が豊富で、しかもたんぱく質を構成するアミノ酸20種類がすべて含まれています。たんぱく質と同時にカルシウムが摂れる豆腐は、骨の強化に役立つ食品です。
・ビタミンK
骨にカルシウムを定着させて骨から溶け出て行くのを抑えます
体内にカルシウムを摂り込み、骨にカルシウムが定着するのを助けるとともに、骨からカルシウムが出て行くのを抑える作用があります。ビタミンKが足りていれば、骨の形成が進んで、骨粗しょう症を予防することができます。体に必要な量の半分ほどは腸内細菌によって作られますが、半分は食品から摂らなければならないので、ビタミンKが豊富な食品を摂ることが大切です。
・イソフラボン
女性ホルモン様作用によりカルシウムの減少を抑え骨密度を高めます
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする女性ホルモン様作用があります。骨密度は体内のエストロゲンの減少と関係していることから、イソフラボンを摂ることで、骨粗しょう症を予防することができます。イソフラボンは、体内でエストロゲンが不足したときに、女性ホルモン様作用を強く発揮します。エストロゲンを薬剤などで摂りすぎると乳がんの発生率が高くなりますが、イソフラボンは不足したときに威力を発揮するので摂りすぎの心配はありません。逆に、イソフラボンは乳がんの予防に有効だという報告もされています。
有効な栄養素
豆腐に含まれる骨粗しょう症予防・抑制に有効な栄養素
・骨粗しょう症予防ベスト4
さらに骨粗しょう症予防・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・しらす
たんぱく質、ビタミンD、ビタミンK、カルシウム
・ごま
カルシウム、リン、リノール
・チーズ
たんぱく質、カルシウム、リン
・干ししいたけ
ビタミンD、エリタデニン、エルゴステリン
・ひじき
カルシウム、マグネシウム、鉄
*このほかにも豆腐の骨粗しょう症予防・抑制に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて記憶・集中力向上!
豆腐は神経伝達物質の材料となり、
神経伝達を進める栄養素が含まれる記憶・集中力を高めるのに適した食品です。
脳の働きを活発にして、記憶力、集中力を高めるためには、脳の神経伝達を盛んにする栄養成分を補給することが大切です。脳の神経伝達を盛んにすることは、頭の働きをよくするだけでなく、全身の働きをコントロールしているだけに、さまざまな栄養成分が関わり合っています。
神経伝達は、神経伝達物質が分泌されることで行われ、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなど、それぞれ別の働きを持ったものが数多くあります。その中でも脳の記憶と学習に関わっている神経伝達物質はコリンです。
神経伝達物質の働きを補助する物質もあり、その中でも大きな役割をしているのはカルシウムです。カルシウムが不足すると神経伝達がスムーズに行われなくなり、精神的にイライラしてくることから集中力を欠くことにもなります。神経伝達物質は神経細胞を伝わって流れていきますが、神経細胞そのものが健全でなければ、伝達もスムーズには行われません。神経細胞を活性化させるものとしては、たんぱく質、ビタミンKがあげられます。
脳の正常な働きを妨げるものにストレスがあります。ストレスがかかると、自律神経の調整が乱れて、興奮作用が高まっていく
ようになります。ストレスに対抗する物質は、体内でビタミンCを材料にして合成されますが、その合成を進めるのに
多くのミネラルが使われます。そのミネラルの中でも重要な位置を占めているのがマグネシウムです。
こういった記憶・集中力に関わる栄養成分は大豆に豊富に含まれ、大豆を材料としている豆腐にも、
それらの成分が含まれています。
記憶・集中力向上促進・成分別分析
・たんぱく質
神経伝達物質の合成を盛んにして脳の機能を向上させます
たんぱく質は、全身の細胞の材料となっているとともに、脳細胞の重要な材料となっています。体内で作用するさまざまな物質もたんぱく質によって形作られていますが、たんぱく質が豊富にあると神経伝達物質の合成も盛んになり、脳の働きが活性化され、神経の働きもよくなって精神的に安定してきます。たんぱく質はアミノ酸で構成されていますが、アミノ酸の中には脳の機能を高めることが知られるグルタミン酸があります。大豆に豊富に含まれていて、脳の燃料の一つとして使われています。
体内でたんぱく質が使われるとアンモニアが作られます。アンモニアは脳の機能を妨げる作用がありますが、グルタミン酸がアンモニアを固定してグルタミンに変わり、さらに体外への排泄を促進します。このことから脳の働きが高まり、知能が上がることが確認されています。ただし、グルタミン酸を摂りすぎると脳が過剰に働き興奮状態になることもあるため、グルタミン酸の過剰摂取をさけるためにはたんぱく質から自然に摂るのがよいとされています。
・コリン
神経伝達物質の材料、記憶と学習の機能を向上させます
水溶性のビタミンの一種で、脳内でコリン・アセチルトランスフェラーゼという酵素によって、コリンとアセチルCoA(活性酢酸)が結合すると神経伝達物質のアセチルコリンが作られます。アセチルコリンは記憶と学習に関わる神経伝達物質で、コリンの摂取量が多くなると神経伝達が盛んになり、記憶力が高まっていくようになります。
・ビタミンB1
中枢神経と末梢神経の機能を保ち脳のエネルギー源を増やしていきます
脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあり、脳の重要なエネルギー源であるブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンとなっています。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、ビタミンB1が不足すると脳に充分にエネルギーが補給されない状態となり、集中力がなくなり、記憶力が低下するようにもなります。ビタミンB1は甘い菓子類や清涼飲料水、アルコールが多い食生活では、そのエネルギー代謝に多くが使われ、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代謝が低下しがちになります。
・カルシウム
神経伝達を補助してイライラ、神経過敏を予防します
神経伝達が行われるときに、その補助を行うミネラルで、カルシウムが不足するとイライラしたり、神経過敏になるなどして集中力が低下しやすくなります。また、記憶と学習に関わる神経伝達物質の流れも悪くなり、記憶力の低下にもつながります。
・カリウム
脳の神経細胞の働きを正常に保って無気力を防止します
カリウムは細胞の内側に多く、外側にナトリウムが多い状態でバランスが取られて、正常な働きをします。カリウムは細胞が働くことによって消費されます。このときに細胞の外側にカリウムが多くあれば、細胞は元の状態に戻ることができます。ところが、カリウムが不足していると働きが鈍くなります。脳の神経細胞の場合には、カリウムが不足すると無気力になることが知られています。
・マグネシウム
神経の興奮を抑えて集中力の低下を抑えます
精神的な刺激を受けたときに、神経の興奮を抑える作用があり、不足すると集中力が低下するだけでなく、鬱症状の要因にもなります。マグネシウムは精神的なストレスを受けると消費量が急激に増えます。飲酒によっても不足しがちになります。
・ビタミンK
カルシウムの吸収を高めて神経伝達をスムーズにします
体内へのカルシウムの吸収を高める作用があります。食事で摂ったカルシウムは、吸収されたあと骨に吸収されます。そして、血液中で不足すると必要量だけ溶け出ていくので、骨にカルシウムを定着させるビタミンKは神経伝達をスムーズにする働きがあります。
有効な栄養素
豆腐に含まれる記憶・集中力向上に有効な栄養素
・記憶・集中力向上ベスト5
さらに記憶・集中力向上に役立つ他の食材との食べ合わせ
・ぶり
ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンD、ヨウ素
・うなぎ
ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、DHA、EPA
・いわし
カルシウム、DHA、EPA
・鶏レバー
ビタミンA、ビタミンC、鉄
・豚肉ヒレ
ビタミンB11、ナイアシン、ビタミンA、ビタミンE
・きなこ
たんぱく質、ビタミンB1、コリン、カルシウム、マグネシウム
*このほかにも豆腐の記憶・集中力向上に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて老化・ぼけ防止
豆腐は脳の記憶・学習に関わる
神経伝達物質・補助物質を作る栄養素を含むとともに、
細胞の酸化を防ぎ、血流をよくする栄養素も含まれる
老化・ボケ防止に適した食品です。
脳の働きは20代をピークに、年齢を重ねるにつれて低下していきます。それは脳の神経細胞が減ってくることとともに、神経伝達がスムーズに行かなくなることが重なり合って起こることです。脳の機能低下で比較的早く起こるのは記憶力の低下です。加齢による記憶力の低下で、名前が思い出せない、計算が苦手になったという程度なら心配することはないものの、記憶が抜け落ちたり、自分のいる場所がわからなくなるといった重大な記憶力の低下となると痴呆(ボケ)の心配が出てきます。
痴呆は、大きく脳血管性痴呆とアルツハイマー型痴呆とに分けられます。発症者の割合を見ると、脳血管性痴呆が30%、アルツハイマー型痴呆が約50%、残りの20%が両方の型の合併や脳の外傷や腫瘍、感染症、代謝異常などとなっています。
脳血管性痴呆は動脈硬化によって血流が低下して、脳全体に充分な酸素と栄養素が行き渡らないための脳の機能が低下していくものです。動脈硬化はコレステロールと活性酸素が発症に大きく関係していますが、これらの原因については豆腐に含まれる成分を多量に摂ることで予防することができます。
アルツハイマー型痴呆は脳が萎縮していくもので、その原因については、まだ原因は解明されてはいないものの、脳内の神経伝達物質
であるアセチルコリンが不足していることが報告されています。アセチルコリンは、記憶と学習に関わる神経伝達物質で、
食事で摂ったコリンを材料にして体内で作られるものです。コリンは豆腐に含まれていますが、コリンを補給することで、
アルツハイマー型痴呆の予防と改善が期待されています。
豆腐は低エネルギーで、脂肪も極めて少ないことから血管に悪影響を与えることもなく、上記のほかにも豆腐に含まれている成分が、
複合的に作用することから、脳の老化を予防・改善することができます。
老化・ぼけ防止・成分別分析
・コリン
記憶と学習に関する神経伝達物質の材料アルツハイマー型痴呆を改善します
記憶と学習に関係する神経伝達物質のアセチルコリンは、脳の中でコリン・アセチルトランスフェラーゼという酵素によって、食品から摂ったコリンとアセチルCoA(活性酢酸)が合成することで作られています。コリンは水溶性のビタミンの一種で、大豆のほか卵黄、レバーに豊富に含まれています。食事から摂るコリンが多くなると、アセチルコリンの合成が促進され、神経伝達も促進されていきます。コリンを多く摂るとアルツハイマー型痴呆の状態が改善されることが、複数の研究機関の研究によって確認されています。
食品から摂るコリンが不足すると、脳の細胞膜に含まれているコリンが分解されて、アセチルコリンの材料となっていきます。慢性的に食品から摂るコリンが不足していると、記憶と学習の能力が低下するばかりか、脳細胞が破壊されていきます。アルツハイマー型痴呆で脳が萎縮していくのは、コリンを取られて脳細胞が破壊されるためではないか、という見方もあります。
・レシチン
血管に沈着するコレステロールを減少、脳血管性痴呆を予防します
細胞膜や脳、神経組織の構成成分となっているリン脂質で、血液中のコレステロールを肝臓に運び、血管に沈着するコレステロールを減らします。このことによって動脈硬化を予防し、脳血管疾患を予防することから脳血管性痴呆の予防にもつながります。
・ビタミンE
活性酸素を消去、脳血管の弾力性を高めます
脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあり、脳の重要なエネルギー源であるブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンとなっています。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、ビタミンB1が不足すると脳に充分にエネルギーが補給されない状態となり、集中力がなくなり、記憶力が低下するようにもなります。ビタミンB1は甘い菓子類や清涼飲料水、アルコールが多い食生活では、そのエネルギー代謝に多くが使われ、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代謝が低下しがちになります。
・リノール酸
血液中のコレステロールを減少させ血管の老化を予防
不飽和脂肪酸のリノール酸は大豆製品のほかに多くの植物油に含まれています。血液中のコレステロールを肝臓に運ばせて低下させる作用があり、血管の老化を予防します。リノール酸は活性酸素によって酸化しやすいので、抗酸化作用のあるビタミンE、サポニン、イソフラボンなどと摂ることが大切で、豆腐には、これらの成分が含まれています。
・たんぱく質
血管を丈夫にして傷んだ血管を再生します
たんぱく質は全身の細胞を作る材料であり、多く摂ることで細胞の再生が進められますが、血管を丈夫にして、傷んだ血管の再生にも欠かせません。たんぱく質は胃で消化されると構成成分のアミノ酸に分解され、アミノ酸は肝臓で体に必要なたんぱく質に合成されていきます。豆腐はアミノ酸バランスがよく、血管が必要とするたんぱく質を作りやすくなっています。
・カルシウム
神経伝達を補助して記憶と学習に関する神経伝達を促進します
神経伝達物質は、それを補助する物質があって伝達が促進されますが、その役目をするミネラルがカルシウムです。カルシウムが不足すると神経伝達がスムーズにいかずイライラしてきますが、それと同時に記憶と学習に関わるアセチルコリンの伝達もうまくいかなくなり、記憶力の低下が進みやすくなります。豆腐はカルシウムが豊富で、消化、吸収もよいことから、カルシウム摂取に適した食品の一つです。
・ビタミンK
カルシウムの吸収を高めて神経伝達をスムーズにします
体内へのカルシウムの吸収を高める作用があります。食事で摂ったカルシウムは、吸収されたあと骨に吸収されます。そして、血液中で不足すると必要量だけ溶け出ていくので、骨にカルシウムを定着させるビタミンKは神経伝達をスムーズにする働きがあります。
・サポニン
活性酸素を消去させて脳血管の動脈硬化を予防します
細胞膜を酸化させて老化を進める過酸化脂質を抑制するとともに、血液中のコレステロールを低下させる作用があります。コレステロールは活性酸素によって酸化すると動脈硬化の要因となり、脳血管の障害から脳血管性痴呆にもつながります。その予防にサポニンは役立ちます。
・イソフラボン
活性酸素を消去させてコレステロールの酸化を予防します
大豆に多く含まれているフラボノイドの一種で、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と似た働きをする女性ホルモン様作用がありますが、そのほかにも活性酸素を消去する作用が認められています。活性酸素は血管や脳の細胞を傷つけるだけでなく、コレステロールを酸化させることで動脈硬化も進めていくので、活性酸素の消去は血管痴呆の予防には欠かせない作用となっています。
有効な栄養素
豆腐に含まれる老化・ぼけ防止に有効な栄養素
・老化・ぼけ防止ベスト6
さらに老化・ぼけ防止・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・アボガド
たんぱく質、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、カリウム
・まぐろ
たんぱく質、ナイアシン、ビタミンE、DHA、EPA、タウリン
・くるみ
ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸
・ごま
ビタミンE、ナイアシン、カルシウム、オレイン酸、セサミン
・玄米
ビタミンB1、ビタミンE、ナイアシン、マグネシウム、r-アミノ酸
・卵
たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB1・B2ビタミンD・E、レシチン、カルシウム
*このほかにも豆腐の老化・ぼけ防止・抑制に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて肝機能障害を予防
豆腐は肝臓の材料となるたんぱく質が含まれ、
肝臓の働きを高める栄養成分が含まれている食品です。
日本人は肝臓が弱い民族だといわれます。アルコールの分解は肝臓で行われますが、アルコールが分解されてできたアセトアルデヒドはアルコールの10倍ほどの毒性があり、このアセトアルデヒドを分解する酵素が日本人は不足しています。そのために悪酔いしやすく、肝臓への負担も強くなっています。肝臓の炎症性疾患である肝炎の患者は、欧米人はアルコール性肝炎が70%を占めるのに対して、日本人は80%がウイルス性肝炎となっています。アルコールに弱いにも関わらずアルコール性肝炎が少ないのは、それだけ肝炎ウイルスに弱い肝臓の持ち主だといえます。
肝臓は体重の約50分の1の重量がありますが、欧米人に比べて体格が小さな日本人は肝臓が小さくなっています。肝臓は年齢を重ねるにつれて総量が減っていきますが、日本人は欧米人よりも減り方が大きく、この点でも日本人は肝臓に負担がかかりやすく、肝機能障害を起こしやすくなっています。
肝臓を強化するには材料となるたんぱく質と、その機能を高めるビタミン、ミネラルが豊富に必要となります。肝臓は1か月に約90%
が再生する臓器で、その重量は体重の50分の1ということから60・の人なら1.2・あることになります。つまり肝臓の再生には1日に
40gのたんぱく質が必要となります。これは肝臓を正常に保つために必要な量で、肝臓を強化するためには50g以上を
摂ることが求められます。
豆腐は消化率がよく、吸収されやすいうえに、低エネルギーで多く食べられることから、肝臓のためのたんぱく質の補給源として
注目されています。
肝機能増進・成分別分析
・たんぱく質
肝臓の材料であり、働きを高めて肝臓への脂肪の蓄積を防止します
肝臓はたんぱく質で構成されています。体に必要なたんぱく質は、肝臓でアミノ酸を材料に合成されます。肝機能が低下すると、肝臓そのものを作るたんぱく質が減って、ますます肝機能が低下するという悪循環にもなりかねません。また、肝臓では解毒や糖質・脂質の貯蔵、ビタミンの活性化など、さまざまな働きが行われていますが、それは酵素の働きによるものです。酵素もたんぱく質で、やはり肝臓でアミノ酸から合成されています。この点でも、肝機能が低下することは、さらに肝機能の低下を招くことになります。こういったことから肝臓の働きをよくするにはアミノ酸のバランスがよく、消化、吸収がよい食品が求められますが、豆腐はその条件をそなえています。
肝機能を低下させる原因の一つに、脂肪肝があります。脂肪肝は肝臓の中の脂肪の割合が30%以上になってしまうもので、脂肪が蓄積した肝臓の細胞は働きが鈍くなるために、肝機能が低下するのです。肝臓の中にたまった脂肪は、血液中に放出されるときに、たんぱく質と結びついたリポたんぱくとなっています。アルコールが入ってきたときには、その分解に肝臓が働き、リポたんぱくが作られにくくなります。アルコールを飲むと脂肪肝になりやすいのはそのためですが、飲酒時にたんぱく質が豊富な食品を摂ると、リポたんぱくが作られやすくなって、脂肪肝になりにくくなります。
・ミネラル(亜鉛・マグネシウム・カリウム)
肝臓の酵素を働かせる補酵素で肝細胞の新陳代謝を高めます
肝臓の酵素を働かせるためには、ミネラルが豊富に必要となります。中でも亜鉛とマグネシウムは、肝臓の細胞の新陳代謝を促進する酵素を助ける補酵素の役目をしています。また、カリウムは肝臓の細胞の内側に多くなっているときに、新陳代謝が盛んに行われます。細胞の内側に多くするためには豊富に摂る必要があります。カリウムは新陳代謝によって失われるだけに、毎日補給することが求められます。
・ビタミンE
活性酸素を消去、脳血管の弾力性を高めます
脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ働きがあり、脳の重要なエネルギー源であるブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンとなっています。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、ビタミンB1が不足すると脳に充分にエネルギーが補給されない状態となり、集中力がなくなり、記憶力が低下するようにもなります。ビタミンB1は甘い菓子類や清涼飲料水、アルコールが多い食生活では、そのエネルギー代謝に多くが使われ、脳のエネルギー源となるブドウ糖の代謝が低下しがちになります。
・ビタミンB2
肝細胞の再生を促進し脂質の代謝を促進します
細胞の再生を促進する水溶性のビタミンで、肝臓の細胞の再生を促進する作用があります。脂質の代謝にも欠かせないビタミンで、脂肪肝として肝臓に脂肪が蓄積するのを予防します。ビタミンB2は体内にためておくことができず、食事で摂ったものも1日ほどで失われるため、毎日食事で摂ることが必要です。
・たんぱく質
血管を丈夫にして傷んだ血管を再生します
たんぱく質は全身の細胞を作る材料であり、多く摂ることで細胞の再生が進められますが、血管を丈夫にして、傷んだ血管の再生にも欠かせません。たんぱく質は胃で消化されると構成成分のアミノ酸に分解され、アミノ酸は肝臓で体に必要なたんぱく質に合成されていきます。豆腐はアミノ酸バランスがよく、血管が必要とするたんぱく質を作りやすくなっています。
・ビタミンE
活性酸素の消去、血行の促進で肝臓の再生を促進します
ビタミンEには細胞を酸化させる活性酸素を消去する抗酸化作用があります。体内で多く発生すると肝臓の細胞が傷つけられます。活性酸素の半分ほどは肝臓で消去されているため、活性酸素が充分に消去されていないと肝臓が傷み、ますます活性酸素に侵されるという悪循環となります。ビタミンEには毛細血管の血行をよくする作用があり、肝臓は毛細血管のかたまりのような臓器のため、血流の促進は肝臓の再生と活性酸素の消去能力を高めることになります。
・レシチン
肝機能を向上させて肝臓の再生を促進します
豆腐の材料である大豆に豊富に含まれているレシチンは、不飽和脂肪酸とビタミンB群のコリン、リンが結びついたリン脂質で、コリンは細胞膜の材料となっています。特に肝臓にはコリンが多く、レシチンを摂ることで肝機能を向上させ、肝臓そのものを再生させることができます。
・サポニン
過酸化脂質を抑えて肝臓を再生させ、肝機能を正常にします
高脂肪食を摂りすぎると過酸化脂質が増加し、肝機能障害を起こしやすくなります。大豆に特有のサポニンは過酸化脂質ができるのを抑え、大豆たんぱくの肝臓再生作用とともに肝機能を正常に保つ働きがあります。
有効な栄養素
豆腐に含まれる肝機能障害防止に有効な栄養素
・肝機能障害防止ベスト6
さらに肝機能障害防止・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・よもぎ
ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、食物繊維
・しじみ
メチオニン、タウリン、グリコーゲン、ビタミンB12
・かき
タウリン、グリコーゲン、ビタミンB12、亜鉛、マグネシウム
・たら
たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB2、ナイアシン
・こんぶ
ビタミンA、カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウム、食物繊維
*このほかにも豆腐の肝機能の増進に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて糖尿病を予防・抑制!
豆腐は血糖値の上昇を抑えるとともに、
血管を丈夫にして合併症を防ぐ栄養素が 含まれた食品です。
糖尿病の患者数は690万人、糖尿病には達していないものの血糖値が高い予備軍を合わせると1370万人にもなると推定されています。厚生労働省が推進している『健康日本21』では、2010年には糖尿病患者は1080万人に達すると推定されています。しかし、糖尿病の治療を受けている患者は220万~250万人で、自分では糖尿病であることに気づかず、治療を受けていない人のほうが多いことがわかります。それだけ、糖尿病は初期段階では自覚症状があらわれにくく、手遅れになって合併症があらわれてから糖尿病であることが発覚する例も多くなっています。
糖尿病は血糖(血液中のブドウ糖)が異常に高まる病気ですが、膵臓から分泌されるホルモンのインスリンが不足したり、インスリンは通常量分泌されていてもブドウ糖を細胞に充分に取り込むことができないことから発症します。糖尿病で亡くなることはない――と言われることもありますが、実際には年間に12000~13000人が亡くなっています。また、糖尿病患者の10人に1人は免疫力の低下による感染症で亡くなっています。
この大半は合併症の糖尿病性腎症によるものです。糖尿病の合併症には糖尿病性腎症のほかに網膜症、神経障害などがあり、
この3つが三大合併症と呼ばれています。合併症が起こるのは、高血糖状態が長期間続くことで、血管は濃い血糖にさらされてもろくなり、
弾力性が失われて、細い血管から障害が出てくるからです。 糖尿病の予防・改善には血糖値を上げるブドウ糖が多く含まれる糖質を
減らし、ブドウ糖をエネルギー化するとともに、血管を傷みにくくして、丈夫にすることです。そのことに低エネルギーで、
前記の働きをする栄養成分が豊富な豆腐が役立ちます。
糖尿病予防・抑制・成分別分析
・たんぱく質
肝臓の材料であり、働きを高めて肝臓への脂肪の蓄積を防止します
糖尿病は合併症さえ発症しなければ命に関わるような病気ではありません。合併症を予防するためには血糖値を抑えるとともに、血管を傷めないように、そして傷みつつある血管を修復するための良質なたんぱく質が必要です。良質なたんぱく質とは、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸がバランスよく含まれているもののことで、豆腐はアミノ酸のバランスがよい良質なアミノ酸が摂れる食品といえます。
・ビタミンB1
ブドウ糖を燃焼させる補酵素で血糖値を下げる作用があります
血液中のブドウ糖を分解するときにビタミンB1が働きますが、ビタミンB1は筋肉細胞でブドウ糖を燃焼させるときに働く酵素を助ける補酵素の役目もしています。ビタミンB1は糖質の多い食事をすると体内で減少していきますが、この状態では食事で摂った糖質のブドウ糖を充分にエネルギー化して血糖値を下げていくことはできません。そのため血糖値が高めの人は、食事のときにビタミンB1が豊富に含まれた食品が重要になります。
・ビタミンE
活性酸素を消去して酸化による血管壁の破壊を防ぎます
糖尿病患者は高血糖によって血管がもろくなっているために、動脈硬化になる確率が、糖尿病のない人に比べて2~3倍も高くなっています。動脈硬化は血管が硬く厚くなり、弾力性が失われていく病気ですが、糖尿病は血管がもろくなっているだけに、動脈硬化の進行が早くなっているからです。動脈硬化はコレステロールが活性酸素によって酸化することで進行が促進されますが、ビタミンEには活性酸素を消去する強い抗酸化作用があり、細胞を破壊する過酸化脂質ができるのを抑える作用もあります。糖尿病患者の免疫力が低下するのは、血流が悪くなることから免疫細胞である白血球とリンパ球の流れが悪くなるためですが、ビタミンEには毛細血管の血行をよくする作用があり、免疫の増強に役立ちます。また、毛細血管の血行がよくなると、目や腎臓、神経細胞に酸素と栄養素が運ばれやすくなり、合併症の予防につながります。
・亜鉛
ブドウ糖を取り込む補酵素で筋肉内でのブドウ糖の燃焼を促進します
ブドウ糖を筋肉細胞に取り込んで働かせる酵素はインスリンによって作用しますが、この酵素には補酵素が必要となります。この補酵素としてミネラルの亜鉛とクロムが働きますが、豆腐には亜鉛が含まれていることから、ブドウ糖の取り込みが進みます。また、亜鉛は免疫を高める作用もあり、血糖値が高いために免疫力が低下しがちの人には欠かせない栄養素の一つとなります。
有効な栄養素
豆腐に含まれる糖尿病予防・抑制に有効な栄養素
・糖尿病予防・抑制ベスト4
さらに糖尿病予防・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・いか
たんぱく質、ビタミンB1、亜鉛、ビタミンE、タウリン
・わかめ
ビタミンA、ビタミンB1、亜鉛、食物繊維
・まいたけ
ビタミンB1、食物繊維、X-フラクション
・納豆
たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンE、亜鉛、食物繊維
・おくら
ビタミンA、ビタミンB1、食物繊維
*このほかにも豆腐の糖尿病予防・抑制に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて動脈硬化を予防・抑制!
豆腐は血管を丈夫にして、活性酸素を消去することで
動脈硬化を予防・抑制する効果がある栄養素が含まれている食品です。
動脈硬化は、血管の動脈が硬く厚くなり、弾力性を失い、もろくなっていく病気です。厚くなった血管の内径が狭くなり、そこに血液が固まってできた血栓が詰まると、そこから先に血液が行かなくなり、酸素、栄養素が細胞に届けられなくなって組織が死滅してしまいます。動脈硬化は加齢によって誰もが少しは進んでいきますが、それ以上に進んだものが一般には動脈硬化と呼ばれています。 動脈硬化は肥満、高脂肪血症、高血圧、糖尿病などによって促進されます。動脈硬化が進むと心臓疾患(心筋梗塞、心不全など)、脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)、そして腎臓硬化を起こすこともあります。心臓疾患と脳血管疾患は、日本人の死因の第2位、第3位を占め、それぞれ約14%ずつとなっています。心臓疾患も脳血管疾患も動脈硬化が引き金となっているだけに、この2つを合わせると第1位のがん(約30%)に迫る数となっています。
動脈硬化を引き起こす要因としてもっとも多いのは血液中のコレステロール値が高くなる高脂血症です。コレステロールは脂肪の一種で、全身の細胞膜の材料となっています。体には必要なものですが、血液中に多くなりすぎると活性酸素によって酸化した場合には、動脈硬化が促進されていきます。コレステロールは悪いものではなく、多くなりすぎること、酸化することが問題となります。 血液中のコレステロールのうち食事に由来するものは約3分の1で、約3分の2は肝臓で糖質や脂質などを材料にして合成されています。コレステロールが多い卵黄やバター、肉類を減らすだけでなく、コレステロール値が高い場合には全体的に食べる量を減らすとともに、コレステロールの蓄積を抑え、分解を進めることが大切です。
豆腐は低エネルギーであり、その成分には余分なコレステロールを低下させる作用があります。また、コレステロールを酸化させる活性酸素を消去する作用もあり、動脈硬化を予防するのに適した食品といえます。
動脈硬化予防・抑制・成分別分析
・たんぱく質
血管の材料の主成分傷んだ血管を修復・再生させます
血管を丈夫にするには、血管の材料であるたんぱく質を豊富に摂ることが必要です。たんぱく質はアミノ酸によって構成されていて、人間の体には20種類のアミノ酸が必要となっています。豆腐の材料である大豆は、20種類のアミノ酸が含まれています。また、豆腐は消化が早く、胃でアミノ酸に分解されたあと、すばやく吸収されます。それだけ豆腐は血管を丈夫にして、傷んだ血管を修復・再生するのに役立つたんぱく源といえます。
・リノール酸
善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らします
コレステロールは脂肪成分であり、水成分である血液には溶けないために、親水性のあるたんぱく質とレシチンに包まれたリポたんぱくという形で血液流れています。血液中のコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれるHDL(高比重リポたんぱく)と、悪玉コレステロールと呼ばれるLDL(低比重リポたんぱく)とがあり、LDLが血液中に多くなりすぎると血管壁にコレステロールが浸透しやすくなり、動脈硬化の要因となります。それに対してHDLは余分なLDLを肝臓に運び去る働きがあります。リノール酸にはHDLを増やし、LDLを減らすことが認められています。
・レシチン
善玉コレステロールを増やしコレステロールを取り去ります
大豆に多く含まれているレシチンは不飽和脂肪酸とビタミンB群のコリン、リンが結びついたものでリン脂質と呼ばれています。レシチンはリポたんぱくの構成成分でもあり、レシチンを摂ることでHDLを増やしていくことができます。また、レシチンには血管壁に付着しているコレステロールを乳化(水と油を混ぜ合わせて分解する作用)させて取り去る働きがあります。血管壁に沈着したコレステロールが酸化すると動脈硬化が促進されることから、その予防に役立つ成分です。
・ビタミンE
活性酸素を除去してコレステロールの酸化を防ぎます
リノール酸やレシチンなどの不飽和脂肪酸は活性酸素によって酸化しやすい難点があります。中でもリノール酸は酸化されると肺がん、乳がん、大腸がんを促進するという研究報告もあります。ビタミンEには活性酸素を消去する抗酸化作用があり、リノール酸、レシチンの働きを助けます。また、ビタミンEには酸化したコレステロールを元の状態に戻していく中和作用もあり、動脈硬化を原因から抑えていくことができます
・亜鉛
傷ついた細胞を修復コレステロールの血管沈着を減らします
亜鉛は細胞の再生が盛んなところで多く必要となるミネラルで、傷ついた細胞が新たに生まれ変わるときに多量に必要となります。血管が動脈硬化にならないように防ぐためにも亜鉛の摂取は欠かせません。また、亜鉛にはコレステロールの血管壁への沈着を減らす作用もあり、複合的に動脈硬化予防に役立ちます。
・サポニン
活性酸素を消去してコレステロールの血管沈着を減らします
大豆に含まれる配糖体であるサポニンには血液中のコレステロールと中性脂肪を低下させるとともに、コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ作用があります。また、サポニンは抗酸化作用が強く、活性酸素を消去して動脈硬化を予防する働きもあります。
・イソフラボン
活性酸素を消去悪玉コレステロールの酸化を防ぎます
植物性エストロゲンのイソフラボンにはLDLを低下させることが認められています。また、イソフラボンには活性酸素を消去する作用があり、LDLの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防します。
有効な栄養素
豆腐に含まれる動脈硬化予防・抑制に有効な栄養素
・動脈硬化予防・抑制ベスト6
さらに動脈硬化予防・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・いか
タウリン、シトルテロール、ビタミンE、食物繊維
・しめじ
ビタミンB2、食物繊維、グアニル酸
・卵
たんぱく質、ビタミンA、食物繊維
・おくら
ビタミンA、ビタミンB2、食物繊維
・生しいたけ
ビタミンB2、エリタデニン、食物繊維
*このほかにも豆腐の老化・ぼけ防止・抑制に関する資料・データを準備しております
豆腐を食べて風邪・インフルエンザを予防・抑制
豆腐は免疫力を高める栄養素が含まれるとともに、
発熱によって失われる栄養素を多く含んでいる食品です。
風邪とインフルエンザは混同され、風邪が悪化したものがインフルエンザと勘違いされることもありますが、風邪とインフルエンザは大きく異なっています。風邪はラノイウイルスやコロナウイルスなどの感染によって起こるもので、症状としては喉の痛み、鼻のむずがゆさ、鼻汁、くしゃみ、咳などで、全身症状が見られることは少なくなっています。それに対して、インフルエンザは流行性感冒と呼ばれるもので、インフルエンザウイルスによって起こる急性伝染病です。
インフルエンザは、39℃以上の発熱があり、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が強く現れ、それと同時に風邪の症状である喉の痛みや鼻汁なども見られます。気管支炎や肺炎などを併発することが多く、治療が遅れて重症化すると高齢者や呼吸器・心臓などに慢性疾患がある人、子供の場合には死の危険もあります。 インフルエンザは、感染した人の喉などから空中に拡散したウイルスを、口や鼻から吸入することで感染します。
ウイルス感染を防ぐには、流行する前に予防接種を受けることですが、空気が乾燥すると感染しやすくなるので、マスクをしたり、室内で加湿器を使って口や鼻に適度な湿度を保つようにすることが、まずは大切です。 それと同時に、免疫力を高めるために、体を温めて体力が失われないようにして、栄養を補給することが大切です。豆腐には免疫を高めるとともに、体力をつけるのに欠かせない栄養素も含まれています。
風邪・インフルエンザ予防・抑制・成分別分析
・たんぱく質
全身の細胞を作る主原料発熱で分解された量を補充します
発熱すると基礎代謝が亢進してエネルギー消費が高まることで体力が失われていくとともに、体内のたんぱく質の分解が進んでいきます。体温が平熱よりも1℃上昇すると基礎代謝は13%上昇し、たんぱく質の分解は平常時に比べて2倍以上になります。たんぱく質は全身の細胞を作る材料となっているので、たんぱく質の減少は体力と体の機能の回復を遅らせることにもなります。豆腐の材料である大豆には、体を構成するアミノ酸20種類すべてが含まれ、体の中では作り出すことができない必須アミノ酸も9種類が豊富に含まれています。発熱時には食欲が低下するとともに、消化、吸収の能力も低下することから、消化しやすく、吸収率も高い栄養豊富な食品が求められます。豆腐は、この条件に合った食品の一つです。
・ビタミンB1
発熱時に必要量が増加発熱の疲労回復に役立ちます
発熱時にはビタミンの必要量が増えます。ビタミンB1は糖質をエネルギー化するときに必要となるビタミンで、発熱しているときにはビタミンB1の消費量が増加します。不足すると疲労しやすくなるので、発熱時には特に多くの量が必要となります。
・ビタミンB2
発熱時には必要量が増加体力を高め、炎症を治りやすくします
脂質をエネルギー化するときに必要となるビタミンで、やはり発熱時には消費量が増加します。不足すると体力が低下しやすく、炎症も治りにくくなるので、発熱時には特に多くの量が必要となります。
・ビタミンE
末梢血管の血流をよくして体力を回復させ、活性酸素を消去します
末梢血管の血流をよくする作用があり、寒気がするときに体温を上げるだけでなく、全身に栄養素がまわりやすくなるので、体力の回復にも効果を発揮します。また、血流がよくなると免疫細胞の活動が高まることから、風邪に対する免疫力を高めることができます。発熱時にはエネルギー消費が高まることから、体内で発生する活性酸素が増加します。活性酸素は細胞を傷つけ、炎症を悪化させるだけでなく、多くの病気の引き金にもなります。ビタミンEには活性酸素を消去する抗酸化作用があります。
・亜鉛
発熱によって分解したたんぱく質を再生。免疫反応を高めます
発熱時にはミネラルの必要量が増えます。また、発熱によって分解したたんぱく質を再生させるためにもミネラルが必要で、豆腐に含まれる亜鉛、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄などは不足を補い、たんぱく質の再生を助けます。風邪・インフルエンザで食欲が低下しているときにはミネラルが不足しがちなだけに、消化・吸収がよく、栄養補給に役立つ豆腐を食べることを進めます。
亜鉛が不足すると、ウイルスなどに対する免疫反応が低下して風邪をひきやすくなることが知られています。豆腐を食べて亜鉛を摂ることは免疫反応を高めて、風邪への抵抗力を強くしていくことができます。
・サポニン
免疫細胞のエサとなりウイルスに打ち勝つ免疫力を高めます
大豆の配糖体であるサポニンは、免疫細胞のエサとなります。免疫とは病原菌など体にとって害になるものを敵と判断して、攻撃、破壊する力のことで、体の中では白血球とリンパ球が受け持っています。白血球もリンパ球も活動するにはエサに当るものが必要で、そのエサの一つとなっているのがサポニンです。つまり、サポニンを摂って免疫力を高めることが風邪やインフルエンザのウイルスに打ち勝つ力を強めることになるわけです。
・イソフラボン
発熱で発生した活性酸素を消去し、風邪・インフルエンザの症状を軽減させます
風邪やインフルエンザの発熱時には体内で活性酸素が多く発生するようになります。イソフラボンは大豆に含まれているフラボノイドの一種の植物エストロゲンですが、活性酸素を消去する抗酸化作用が認められています。活性酸素は細胞を傷つけ、炎症を進めることから風邪やインフルエンザを悪化させることにもなります。イソフラボンの抗酸化作用は、風邪やインフルエンザの症状を軽減させ、改善させやすくする効果もあります。
有効な栄養素
豆腐に含まれる風邪・インフルエンザ予防・抑制に有効な栄養素
・風邪・インフルエンザ予防・抑制ベスト5
さらに風邪・インフルエンザ予防・抑制に役立つ他の食材との食べ合わせ
・しそ
ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、ペリルアルデヒド
・緑茶粉
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カテキン
・しいたけ
ビタミンB1、ナイアシン、エリタデニン、レンチナン
・にら
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、アリシン
・うなぎ
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム
*このほかにも豆腐の風邪・インフルエンザ予防・抑制に関する資料・データを準備しております