
平成18年2月3日
大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価案についての大豆加工食品関連業界の見解
- 全国凍豆腐工業協同組合連合会
- 全国納豆協同組合連合会
- 全国味噌工業協同組合連合会
- (社)日本植物蛋白食品協会
- 日本豆乳協会
- 日本豆腐協会
食品安全委員会が検討中の「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方(第32回会合修正案)」は、特定保健用食品の安全性の評価を行なっているものですが、その中で大豆加工食品についても記載されておりますので、大豆加工食品業界としての考え方を述べます。
- 今回の大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価は、これまでの長い食経験を有する大豆あるいは大豆食品そのものを問題としているのではなく、大豆イソフラボンのみを通常の食生活に上乗せして摂取する場合を検討したものです。
- 伝統食品を含む大豆及びその加工食品並びに大豆加工食品を含む食品は、元来大豆に含まれるイソフラボンが濃縮されたり、強化されたものではなく、今日にいたるまでの長い食経験に裏づけられており、日常的な摂取において安全性について問題が提起されたことはありません。
- 元来大豆イソフラボンを含む大豆加工食品はこれまで日本人の栄養、健康に寄与してきたと考えられます。大豆は植物性たん白質、カルシウム等の栄養素に富む食品であり、今後とも食生活において大きな位置を占めるものと考えます。
農林水産省の大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&Aはこちら
厚生労働省のホームページにおいても大豆及び大豆イソフラボンに関する説明があります。