

動脈硬化抑制
キッコーマン(14)研究開発事業部 山越氏
イソフラボンアグリコンに富んだ大豆抽出液はコレステロールを与えたウサギの動脈硬化を抑制する。
肝機能障害
京都大学大学院 人間環境学研究課
イソフラボンはガン予防、骨粗しょう症予防にも有効だが他に高血圧に伴っておこる肝機能障害にも効果。
コレステロール抑制
岐阜大学 厚生労働省
高山市の男性12,442名、女性3,596名を対象とした共同研究によると大豆食品を沢山食べる人ほどコレステロール値が低いことが判明。
動脈硬化抑制
九州大学大学院 生物資源環境科学研究科
大豆たんぱく質によるアポE欠損マウスの動脈硬化進展の抑制機構。/p>
心臓血管
中国ノーマンベザン医科大学 生化学科
大豆サポニンの心臓血管系に対する効果およびそのモノアミン系神経伝達物質との関係
鬱血性心不全の危険因子に対する豆腐の効果
ディーキン大学 生物学化学部(オーストラリア)
- 目的
- 肉を豆腐で代用した場合に、虚血性心疾患の危険因子(血清リポ蛋白、フィブリノーゲン、酸化LDLなど)にどのような効果があるかを調べることです。
- 方法
- 無作為横断食事介入研究という疫学的手法により分析しました。
- 被験者
- 35歳から62歳までの健康な男性45人に協力してもらい、食事介入実験を行いました。このうち3人の被験者はノンコンプライアント(非協力的)であったので、分析に先立って、データからはずしました。
- 食事介入実験
- 1日あたり150gの肉を含む食事と、250gの豆腐を含む食事とを比較しました。もちろん、摂取カロリーとタンパク質量は同じにしてあります。実験期間は1ヶ月としました。
- 結果
- 1週間毎の食事記録を分析すると、どちらの食事も、エネルギー、タンパク質、炭水化物、脂質、飽和脂質―不飽和脂質比、アルコール、食物繊維などの点では、同じ様なものでした。しかしながら、豆腐食では肉食に比べて、総コレステロール値、トリグリセリド値ははるかに低く、試験管内でのLDLコレステロール酸化実験では、著しく酸化を抑制しました。血液動態に関わる因子、第VII因子やフィブリノーゲン、あるいはリポ蛋白(a)に関しては、豆腐食による影響は少なかったようです。
- 結論
- LDLコレステロールの酸化が抑制されることから、豆腐食が、虚血性心疾患の危険率を下げることが期待されます。
心臓病
タクツ大学 加齢センター(リヒテンシュタイン)
大豆タンパク、イソフラボン、および心臓病発症のリスク