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糖尿病予防・抑制・成分別分析

たんぱく質
傷んだ血管を修復して合併症を予防する良質なアミノ酸です

糖尿病は合併症さえ発症しなければ命に関わるような病気ではありません。合併症を予防するためには血糖値を抑えるとともに、血管を傷めないように、そして傷みつつある血管を修復するための良質なたんぱく質が必要です。良質なたんぱく質とは、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸がバランスよく含まれているもののことで、豆腐はアミノ酸のバランスがよい良質なアミノ酸が摂れる食品といえます。

ビタミンB1
ブドウ糖を燃焼させる補酵素で血糖値を下げる作用があります

血液中のブドウ糖を分解するときにビタミンB1が働きますが、ビタミンB1は筋肉細胞でブドウ糖を燃焼させるときに働く酵素を助ける補酵素の役目もしています。ビタミンB1は糖質の多い食事をすると体内で減少していきますが、この状態では食事で摂った糖質のブドウ糖を充分にエネルギー化して血糖値を下げていくことはできません。そのため血糖値が高めの人は、食事のときにビタミンB1が豊富に含まれた食品が重要になります。

ビタミンE
活性酸素を消去して酸化による血管壁の破壊を防ぎます

糖尿病患者は高血糖によって血管がもろくなっているために、動脈硬化になる確率が、糖尿病のない人に比べて2〜3倍も高くなっています。動脈硬化は血管が硬く厚くなり、弾力性が失われていく病気ですが、糖尿病は血管がもろくなっているだけに、動脈硬化の進行が早くなっているからです。動脈硬化はコレステロールが活性酸素によって酸化することで進行が促進されますが、ビタミンEには活性酸素を消去する強い抗酸化作用があり、細胞を破壊する過酸化脂質ができるのを抑える作用もあります。糖尿病患者の免疫力が低下するのは、血流が悪くなることから免疫細胞である白血球とリンパ球の流れが悪くなるためですが、ビタミンEには毛細血管の血行をよくする作用があり、免疫の増強に役立ちます。また、毛細血管の血行がよくなると、目や腎臓、神経細胞に酸素と栄養素が運ばれやすくなり、合併症の予防につながります。

亜鉛
ブドウ糖を取り込む補酵素で筋肉内でのブドウ糖の燃焼を促進します

ブドウ糖を筋肉細胞に取り込んで働かせる酵素はインスリンによって作用しますが、この酵素には補酵素が必要となります。この補酵素としてミネラルの亜鉛とクロムが働きますが、豆腐には亜鉛が含まれていることから、ブドウ糖の取り込みが進みます。また、亜鉛は免疫を高める作用もあり、血糖値が高いために免疫力が低下しがちの人には欠かせない栄養素の一つとなります。


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