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風邪・インフルエンザ予防・抑制・成分別分析

たんぱく質
全身の細胞を作る主原料発熱で分解された量を補充します

発熱すると基礎代謝が亢進してエネルギー消費が高まることで体力が失われていくとともに、体内のたんぱく質の分解が進んでいきます。体温が平熱よりも1℃上昇すると基礎代謝は13%上昇し、たんぱく質の分解は平常時に比べて2倍以上になります。たんぱく質は全身の細胞を作る材料となっているので、たんぱく質の減少は体力と体の機能の回復を遅らせることにもなります。豆腐の材料である大豆には、体を構成するアミノ酸20種類すべてが含まれ、体の中では作り出すことができない必須アミノ酸も9種類が豊富に含まれています。発熱時には食欲が低下するとともに、消化、吸収の能力も低下することから、消化しやすく、吸収率も高い栄養豊富な食品が求められます。豆腐は、この条件に合った食品の一つです。

ビタミンB1
発熱時に必要量が増加発熱の疲労回復に役立ちます

発熱時にはビタミンの必要量が増えます。ビタミンB1は糖質をエネルギー化するときに必要となるビタミンで、発熱しているときにはビタミンB1の消費量が増加します。不足すると疲労しやすくなるので、発熱時には特に多くの量が必要となります。

ビタミンB2
発熱時には必要量が増加体力を高め、炎症を治りやすくします

脂質をエネルギー化するときに必要となるビタミンで、やはり発熱時には消費量が増加します。不足すると体力が低下しやすく、炎症も治りにくくなるので、発熱時には特に多くの量が必要となります。

ビタミンE
末梢血管の血流をよくして体力を回復させ、活性酸素を消去します

末梢血管の血流をよくする作用があり、寒気がするときに体温を上げるだけでなく、全身に栄養素がまわりやすくなるので、体力の回復にも効果を発揮します。また、血流がよくなると免疫細胞の活動が高まることから、風邪に対する免疫力を高めることができます。発熱時にはエネルギー消費が高まることから、体内で発生する活性酸素が増加します。活性酸素は細胞を傷つけ、炎症を悪化させるだけでなく、多くの病気の引き金にもなります。ビタミンEには活性酸素を消去する抗酸化作用があります。

亜鉛
発熱によって分解したたんぱく質を再生。免疫反応を高めます

発熱時にはミネラルの必要量が増えます。また、発熱によって分解したたんぱく質を再生させるためにもミネラルが必要で、豆腐に含まれる亜鉛、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄などは不足を補い、たんぱく質の再生を助けます。風邪・インフルエンザで食欲が低下しているときにはミネラルが不足しがちなだけに、消化・吸収がよく、栄養補給に役立つ豆腐を食べることを進めます。
亜鉛が不足すると、ウイルスなどに対する免疫反応が低下して風邪をひきやすくなることが知られています。豆腐を食べて亜鉛を摂ることは免疫反応を高めて、風邪への抵抗力を強くしていくことができます。

サポニン
免疫細胞のエサとなりウイルスに打ち勝つ免疫力を高めます

大豆の配糖体であるサポニンは、免疫細胞のエサとなります。免疫とは病原菌など体にとって害になるものを敵と判断して、攻撃、破壊する力のことで、体の中では白血球とリンパ球が受け持っています。白血球もリンパ球も活動するにはエサに当るものが必要で、そのエサの一つとなっているのがサポニンです。つまり、サポニンを摂って免疫力を高めることが風邪やインフルエンザのウイルスに打ち勝つ力を強めることになるわけです。

イソフラボン
発熱で発生した活性酸素を消去し、風邪・インフルエンザの症状を軽減させます

風邪やインフルエンザの発熱時には体内で活性酸素が多く発生するようになります。イソフラボンは大豆に含まれているフラボノイドの一種の植物エストロゲンですが、活性酸素を消去する抗酸化作用が認められています。活性酸素は細胞を傷つけ、炎症を進めることから風邪やインフルエンザを悪化させることにもなります。イソフラボンの抗酸化作用は、風邪やインフルエンザの症状を軽減させ、改善させやすくする効果もあります。


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