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健康と大豆食品

肥満の原因は動物性食品の摂り過ぎです

ハワイの日系人の心臓疾患の確率は日本人の2倍

ハワイの日系人の心臓疾患の確率

肥満が急増した原因の一つは、食事で摂る動物性たんぱく質と脂質の増加です。適正な3大エネルギー源の割合は、糖質(炭水化物)50〜60%、脂質 20〜25%、たんぱく質15〜20%とされています。国民栄養調査では総エネルギーに対する脂質の割合は26.9%と、適正範囲を上回っています。

肉食が多い日本人大学生では脂質摂取の割合は32%と、ハワイの日系人と同じくらいの脂質を摂っています。アメリカ人と似た食事をする機会が多いハワイの日系人が心臓疾患になる確率は日本人の2倍ほどとなっているだけに、将来の日本人の心臓疾患が急激に増えることが心配されています。脂質の摂取量を見ると、昭和25年から現在までの間に43g以上も増えています。

肥満というとエネルギーの摂り過ぎによって起こるものと考えられがちですが、1日のエネルギー量は国民栄養調査によると、平均所要量1847kcalに対して平均摂取量は1948kcalと100kcalほど上回っていて、平均充足率は105となっています(平均所要量と平均摂取量が等しい場合は 100)。また、肥満率が高い男性を見ても、エネルギー量の平均充足率は20〜40代で100前後となっています。

では、何が肥満を増加させているのかというと、体脂肪(脂肪細胞にたまった脂肪)を増やす脂肪の摂取量が多く、逆に脂肪の燃焼を促進させるたんぱく質の摂取量が少ない食生活になっていることがあげられます。


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