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健康と大豆食品

血中のコレステロールを低下させる大豆食品

レシチンとイソフラボン

大豆にはコレステロールを低下させる有効成分が多く含まれています

大豆製品に含まれている食物繊維は、肝臓から分泌された胆汁酸を吸着して便とともに捨てる作用があります。胆汁酸はコレステロールから作られて十二指腸に分泌されるもので、脂肪の分解を助ける働きがありますが、用が済んだ胆汁酸は再吸収されて肝臓に戻るとコレステロールに再合成されます。胆汁酸が食物繊維によって体外に捨てられると、それだけ肝臓のコレステロール量が減り、血液中のコレステロールが肝臓へと入るために、LDLが低下していくというわけです。

また、大豆製品に豊富に含まれるレシチンはHDLの主要成分でもあり、血液中のコレステロール量を低下させることも知られています。

大豆製品には女性ホルモンと似た作用をするイソフラボンが豊富に含まれています。イソフラボンはゲニステイン、ダイゼインの形で含まれていますが、これらの成分には活性酸素を消去する作用が認められています。

こういったことから、大豆製品は動脈硬化を予防する作用が期待されているわけです。

豆腐に含まれる食物繊維は、1食あたり(半丁150g)で、1gに達していませんが、豆腐は食物繊維が比較的多い他の食品と一緒に摂ることが多くなっています。コレステロールを低下させるレシチンと、活性酸素を消去するイソフラボンが含まれていることもあり、さらに低エネルギーであって低脂肪であり、動脈硬化を予防するのに適した食品といえます。


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