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健康と大豆食品

植物性たんぱく質が肥満を予防

『健康日本21』1日当りの大豆類の摂取量を増やす76g⇒100g以上を目標に掲げる

たんぱく質は動物性と植物性とに分けられますが、動物性たんぱく質の多い食品、中でも肉類は高エネルギーの脂肪の割合が多いために、太りやすくなっています。

脂肪のエネルギー量は1gあたり約9kcalと、糖質、たんぱく質の約4kcalに比べて2倍以上となっています。

糖質が体脂肪としてたくわえられるときには、糖質から脂肪へと異なるものに変化するために余分にエネルギーが使われます。その場合のエネルギーロス率は約20%となっています。それに対して脂質が体脂肪となるときには似たようなものに変化することからエネルギーロス率は2〜3%となっています。このロス率の差があるために、脂質の多い肉類は、大豆や大豆製品(豆腐、納豆など)よりも太りやすく、肥満の要因になりやすい食品といえるわけです。

また、大豆には体内での熱産生を亢進させて、基礎代謝を高めることが知られています。若い肥満女性(標準体重の20%以上)について、大豆たんぱく質と牛乳たんぱく質を交換した食事で20日間にわたって比較したところ、体重減少は大豆たんぱく質食のほうが優位であったとの結果が出ています。


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